クジラはなぜ歌う

ひろみです。

本日のクジラは、のんびりクジラ。
やや大きめの個体で、息も長く、のんびりウォッチングとなりました。 

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「クジラはなぜ歌う」という児童書が、幼い頃に自宅にあり、
その本を読んで私はクジラの大ファンになりました。

こうして慶良間でザトウクジラを目の前で見ることができ、
ウォッチングのご案内をさせて頂いているということは、
本当にとても嬉しいことです。 

クジラの中には「シンガー」と呼ばれる歌うクジラがいます。
慶良間でも、たまに水中でクジラの鳴き声を聞くことがあるそうです。
「シンガー」の正体は、独身の雄クジラ。(と言われています。)

鳴き声がある一定のリズムで繰り返されることから、歌っているように聴こえるようです。
同じフレーズを繰り返し歌い、1番が終ると2番、2番が終ると3番。
5番まで歌うと 1番に戻るといったように、
どうやらクジラの歌には決まったフレーズがあるようなのです。

では「なぜ歌うのか」。
繁殖海域でのみ歌われることから、ラブソングだとも言われていますし、
最近では何らかの雄同士のコミュニケーション手段だとも言われています。

実際のところ、あまり良く分かっていないのですが。

ラブソングなら、とてもロマンチックですね。 

ホエールウォッチングの時期も残りわずか。ラストスパート頑張ります!