阿嘉島から南に約4キロ沖合いに位置する「下曽根」。慶良間外海ポイントの代表的な存在。
GobiesⅢ号で阿嘉港から約20分。
海面から突出している岩ではなく、水中にある隠れ根である下曽根は慶良間内海にはない強烈な潮流があります。
特大サイズのウメイロモドキやグルクンが群れをなし、それらを狙うイソマグロやロウニンアジ等の回遊魚を観ることができることから、大物派ダイバーに絶大な人気を誇ります。
そして、近年は外洋性で大型のジャイアントマンタ(和名:オニイトマキエイ)が現れるポイントとして有名になりました。
下曽根のダイビングスタイルは全てドリフトダイビング。潮流の強弱を考慮しながらエントリー地点を決めます。
潮流の速いポイントの為、レベルは中、上級者限定。容易なフリー潜降・浮上が必須。
メインとする下曽根は水深−40mから根上-8mの小高い山のような地形。根の周囲は広くない為、流しっぱなしのドリフトダイビングでありません。
着底する事は少なく、流れのある中層を泳いだり、時には逆らうなど強弱を交えながら泳ぐスタイルになります。
各自シグナルフロートの携行は必須。
ジャイアントマンタ(GIANT OCEANIC MANTA RAY 学名:Mobula birostris)は通常のダイビング中によく遭遇する沿岸性のナンヨウマンタ(REEF MANTA RAY 学名:Mobula alfredi)とは違い、外洋に生息するマンタで、平均4-5メートル、最大7メートルにもなる名前の通り巨大な姿が特徴。
世界的にも個体数は少なく、稀少なマンタ。性格は好奇心旺盛でダイバーに近寄ってくるほど。
下曽根及び周辺に現れる事が多い為、ダイバーはジャイアントマンタと一緒に並泳するダイビングになります。観れる時間は殆どが数分間、長くても30分ほど。
また、下曽根はジンベエザメも現れる可能性があり、高いポテンシャルを秘めています。
※現在、体験ダイビング・ライセンス取得・ホエールウォッチングメニューは実施しておりません。
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